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審議、平成改革の2割以下 衆参合計で25時間50分


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 19日成立した改正政治資金規正法の実質審議時間は衆参両院で合計25時間50分だった。衆参の事務局によると、リクルート事件に端を発した1994年の平成の政治改革では、審議時間が衆参合わせて160時間を超えていた。今回の審議は当時の2割に満たない。
 自民党は先月17日、公明党と足並みがそろわず単独で改正案を提出。22日の衆院政治改革特別委員会で野党法案と共に審議入りした。趣旨説明や参考人の意見陳述を除き、質疑に当てられたのは衆院で13時間5分、参院で12時間45分だった。