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常駐・外来機の離着陸回数判明 普天間飛行場 沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 宜野湾市は21日、2019年度から23年度の米軍普天間飛行場への常駐機・外来機の離着陸回数を明らかにした。最多は20年度の1万8970回(常駐機1万6380回、外来機2590回)で騒音への苦情は661件だった。宜野湾市議会(呉屋等議長)6月定例会の一般質問で多和田功基地政策部長が屋良千枝美氏(結・市民ネットワーク)に答えた。

 松川正則市長は「米軍機騒音は市民には非常に負担となっており、一番は子どもたちの育成のために夜間の騒音も含めて絶対に固定化はあってはならない。辺野古への移設も含め、一日も早い返還を成し遂げられるよう発信に取り組んでいく」と述べた。

 外来機の離着陸はここ3年で21年度3446回、22年度3126回、23年度3153回。22年度に離発着した航空機の主な内訳は輸送機UC12が1133回、輸送機UC35が423回、哨戒機P8が392回。全32機種、延べ3126回。

 (石井恭子)