沖縄県の政策調整監に小川和美氏を起用方針 豊見城市の前副市長


沖縄県の政策調整監に小川和美氏を起用方針 豊見城市の前副市長 小川和美氏
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 玉城デニー知事が、任期満了により退任する島袋芳敬政策調整監の後任として、前豊見城市副市長の小川和美氏(71)を起用する方向で検討していることが25日、複数の関係者の話で分かった。政策通と目され、沖縄振興などの分野で手腕が期待されている。現職の島袋氏は6月末で退任するが、小川氏は就任時期も含めて調整している。

 小川氏は元県職員で、財政課長や病院事業局病院事業統括監、県産業振興公社事務局長などを歴任し、2019年4月から22年11月まで豊見城市の副市長を務めた。

 政策調整監は県四役の一人。島袋氏は19年7月から就任し、火災で焼失した首里城再建に関わる取りまとめ役などを担ってきた。