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政府の意思決定 おかしさ顕在化


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長の話 大阪地裁の判決は黒川弘務元東京高検検事長の定年延長に関する政府見解を否定する、踏み込んだ内容と言える。政府の意思決定については、異論が出た際に根拠を示し検証できるように記録を作成し整理、保存をしないと不信感しか生まれない。合理的に理解できる法の運用をしなかったため、問題となったケースだ。判決で政府の意思決定のおかしさが顕在化したといえ、反省が迫られている。