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共産県議団が外務省に抗議 二次被害防ぐ対策を 米兵少女誘拐暴行事件


この記事を書いた人 Avatar photo 與那原 采󠄀恵

 共産党県議会議員団の渡久地修団長は27日、外務省沖縄事務所に黒石亮副所長を訪ね、米兵少女誘拐暴行事件で、政府が県や関係自治体へ情報提供をしなかったことに「政府の隠蔽(いんぺい)体質と、その姿勢は断じて容認できない」と強く抗議した。

 抗議文では、被害への謝罪と完全な補償・精神的なケア、二次被害を防ぐための徹底した対策など6項目を求めた。

 黒石副所長は「『ついて行ったほうが悪い』というような議論はありえない。成り立たない」とし、外務省もしっかり対応していくとの認識を示した。

 (與那原采恵)