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「県の不信、受け止める」 外相 慰霊の日に「事案承知」 米兵女性暴行


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 【東京】相次ぐ米兵による性的暴行事件について、政府が公表や県への通知を控えていた問題について、上川陽子外相は28日の記者会見で「政府の対応が不信感を招いていることについて重く受け止めている」と述べた。今後の重大事件に関する地元自治体への情報共有のあり方について「被害者のプライバシーや捜査への影響なども踏まえつつ、捜査機関を含む関係省庁と相談していきたい」と語った。

 23日に沖縄全戦没者追悼式に出席した際の思いを問われ「既に事案を承知しており、被害に遭った方のことを思うと心が痛む思いだった」とする一方「捜査当局の判断を踏まえて外務省の公表を控えていた」と述べた。

 米海兵隊員が不同意性交致傷の容疑で逮捕された事件についても「政府として県には伝えていない」と語った。

 (明真南斗)