玉城デニー知事は26日、2026年秋の完成に向けて再建工事が進む首里城正殿の現場を視察した=写真。知事が正殿の工事を視察するのは、23年9月に柱や梁を組み立てる本格的な工事が始まって以降初めて。
玉城知事は再建に向けて工事が行われる素屋根内を視察。正殿の工法や再建に使われる木材の材質などについて説明を受けた。首里杜館ガイダンスホールでは、首里城に関する歴史・文化を学習できるデジタルコンテンツを体験した。
玉城知事は「形になっていく首里城をみんなで(見て)喜べることが『見せる復興』のテーマの側面にあると思う。色がついていくと、多くの方の笑顔が生まれていくだろう」と語った。
首里城正殿は、今夏から屋根に瓦をのせる「瓦ぶき」の工事が始まり、年内には外壁の塗装が本格化する予定だ。 (與那原采恵)
有料
首里城正殿工事 知事が現場視察
![首里城正殿工事 知事が現場視察](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/06/RS20240626G00783010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)