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住民負担や影響 注視の考え示す 基地抱える3首長ら


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中部】米軍嘉手納基地のF15戦闘機の後継機が最新鋭のF15EX戦闘機となったことを受け、嘉手納基地のある3首長らは3日、騒音問題など住民への負担や影響を注視していく考えを示した。
 北谷町の渡久地政志町長は「基地負担の軽減は機体数が減ることではなく、町民の騒音被害などの負担が軽減されるかどうかが重要だ。町への影響を注視していきたい」と訴えた。
 嘉手納町の當山宏町長は「戦闘機はやはり騒音問題が気になる。住民への影響を注視しながら対応していきたい」と今後の方針を示した。
 桑江朝千夫沖縄市長に代わり、取材に応えた山内強副市長は「昨年度の沖縄市の騒音は大幅に増加している。大事なのは市民生活だ。騒音について注視していく」と語った。 (福田修平)