坂本哲志農相が6日、宮古島市を訪れ、産業用ドローンなどを駆使するスマート農業でサトウキビ栽培に取り組む農事組合法人の畑や生ゴミ、選定枝などを堆肥化している市資源リサイクルセンターを視察した。
坂本農相は、改正食料・農業・農村基本法が成立したことや肥料と飼料、資材の高騰でより影響を受ける離島の状況を確認するため、今回の視察に至ったと説明した。「離島も含めて、沖縄の農業をしっかりとした農業にしていくことが、(国内の)農業経営を順調なものにしていくきっかけになる」と話し、国としてスマート農業に取り組む農家を支援する必要性を強調した。
(友寄開)