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在沖米軍トップと中谷防衛相が面談 「南西地域防衛の要、貢献されている」 東京


在沖米軍トップと中谷防衛相が面談 「南西地域防衛の要、貢献されている」 東京 握手を交わす中谷元・防衛相(右)とロジャー・ターナー第3海兵遠征軍司令官=10日、防衛省
この記事を書いた人 Avatar photo 明 真南斗

 【東京】中谷元・防衛相は10日、防衛省を訪れた在沖米軍トップのロジャー・ターナー第3海兵遠征軍司令官(3MEF)と面談した。「3MEFのプレゼンス(存在感)は、地域の平和と安定にとって極めて重要だ。特に南西地域防衛の要で、陸上自衛隊水陸機動団と共に、共同対処能力の向上に大変貢献されている」と感謝した。さらなる連携を期待した。

 自身が陸上自衛官だった経歴に触れ「沖縄の北部訓練場で全国のレンジャー教官が3MEFから基礎的なことも教えていただいたことがある。日本(の自衛隊施設)ではできないような訓練をさせていただいた」と述べた。中谷防衛相は1980年に陸自に入り、84年12月に退官した。

 ターナー司令官は中谷防衛相の就任について祝意を伝えた上で「日本防衛は第一の任務で、手を抜くことができない。今後とも関係を構築していきたい」と話した。

 (明真南斗)