【中国時報】猛獣料理で年越し アフリカグルメ人気


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 香港の「文匯報」によると、広州旅行社が旧正月期間のパッケージツアーとして売り出した「アフリカ、ジャングルの猛獣グルメ旅行」が、1万4千元(約23万円)という高価にもかからず、大変な人気を博している。
 ツアーは8日間で、アンボセリ国立公園やヘミングウェイが「キリマンジャロの雪」を執筆した農園の参観。世界最大の野生動物保護区であるマサイマラ保護区を遊覧し、ライオン、チーター、バッファロー、ゾウ、サイなどを至近距離から観察できるというもの。
 最大のウリは、ライオン、トラ、チーター、ワニ、サイなどの肉を使った“百獣の宴”。野生動物の保護ステーション提供の、負傷したり数が増え過ぎたため処分された動物の肉が供される。旅行社では、近年の所得増と珍しいものを食べたがる広東人の傾向が、人気の要因ではないかと見ている。