【中国時報】将棋大会はPCが大勝


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 「第7回将棋の人間対コンピューター対決」が14日、台北市内で開催されコンピューターが6勝1敗1引き分けで大勝した。過去6回の試合では、人間が4勝。コンピューターが2勝している。
 参加した選手は、8段1人、7段2人、6段1人の計4人。午前と午後、各人が一局ずつ異なるコンピューターソフトと対局した。午前は健闘したものの、午後には選手の疲れが目立ち一気にコンピューターの優勢となった。昨年も参加した陳東宜7段は、「陳想勝(勝ちたい)」と改名して試合に臨んだが、残念ながら1勝1敗に終わった。
 主催した台湾大学の関係者は、今回は選手のレベルも高かったが、ソフトも長足の進歩を遂げている。今後もコンピューターが優勢を続けるだろう、と語った。