【中国時報】李監督が帰国 ゴールデングローブ受賞


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 「ブロークバック・マウンテン」で第63回ゴールデングローブ賞最優秀作品賞などを受賞した李安監督が19日、台湾に帰国した。同賞がオスカーの前哨戦とも見なされているため、オスカー受賞への期待も高まっている。
 同作は、今回7部門にノミネートされ、最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀オリジナルソング賞を受賞した。李監督は5年前、「グリーン・デスティニー」で中国人の監督としては初めて最優秀監督賞を受賞している。
 李監督は「原作を読んで、その魔力に打ちのめされた」と映画化の動機を語り、「賞を意識していたわけではないが、受賞できてうれしい」と述べた。また、台湾映画の未来について「台湾は市場が小さすぎる。1日も早い中国語映画市場の統合が不可欠」と呼び掛けた。