【中国時報】「悠遊カード」で駐車料金もOK 台湾版「スイカ」導入


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 台北市では7日から、バスとMRT(新交通システム)の共用プリペイドカード「悠遊カード」で、駐車料金も支払うことができるようになった。スタートから1カ月、1時間ごとの駐車料金を10元(35円)値引きするキャンペーンを行う。
 使用できるのは、路上に設けられた駐車スペースの料金支払機で、市内中心部の民生東路にある216台。6月までには市内にある全2000台のコイン式料金支払機をすべてタッチカード式に替えるが、しばらくは、職員を2時間おきに巡回させ、従来通りの料金徴収も並行して行う。
 「悠遊カード」の普及率は非常に高く、発行枚数は600万枚以上。カード式駐車料金徴収機の導入で、駐車するために小銭を用意するなどの煩わしさもなくなり、気軽にバスなどに乗り換えることもできるようになる、と市交通局ではみている。