【中国時報】ペット産業が急成長 美容室から葬儀施設まで


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 中国では近年のペットブームで、ペット関連産業が急成長を続けている。ペット専用の美容室や写真館、病院から葬儀施設まで、市場規模は150億元(約2200億円)。今年はいぬ年であることもあり、ますますの成長が期待されている。

 北京にあるNPO「北京人と動物の環境保護教育センター」によると、北京市内だけでペットは300万頭(匹)。上海、広州、重慶、武漢と並び、北京も“5大ペット都市”の1つとなった。1カ月にペットのために使う費用は上海がトップで300元(約4400円)。北京でも200元(約3000円)使っている。
 一昨年、成都にペット専用葬儀社を開業した業者の昨年の売り上げは、30万元(約440万円)。顧客に「葬儀費用が安すぎる」と抗議されたため、急きょ犬の記念DVDを作り、2倍以上の金額を請求した例もあった。