日本人の団塊の世代に長期滞在をアピールしてきた南投県埔里鎮に先月28日、1組目の長期滞在予定者が到着した。東京都在住の中村さん夫妻で、夫妻は同日行われた鎮長の就任式典にも参列。鎮長は「最高の就任式典になった」と夫妻の入居を歓迎した。
中村さんは、勤めていた学校を退職後、今年1月、3度目の台湾旅行で同町を訪れた。長期滞在を決めたきっかけは、同地の気候や病院、スーパーマーケットなど生活環境が整っていること。現在のところ、3カ月の滞在を予定している。
同町では、夫妻の来訪を歓迎し、伝統的な入居儀式を執り行ったほか、町の囲碁、ダンス、茶道などのサークルと連携し、夫妻が楽しく滞在できるよう準備している。夫妻は「長期滞在を希望する友人は多く、私たちに続き、40人以上来るだろう」と述べた。
【中国時報】日本人夫妻初の入居 長期滞在を歓迎
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琉球新報社
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