海は親子の交流の場


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 子供のころ遊んだあの広い道が、今たずねると考えられないほど狭いように、お父さんが釣った1匹の小さな魚も子供たちの目には大きく映り、偉大なるお父さんをイメージづける。大人にとっては何でもない一つの出来事でも子供たちの脳裏には一生の思い出として残る。大きな海は親と子の大切なコミュニケーションの場である。

『沖縄市泡瀬漁港からの親子体験フィッシング』手ぶらでOK、サオ、餌、仕掛け付き、船釣り半日コース4980円、午前9時出航、冬はグルクンの食いが悪いのでガチュン(アジの仲間)を狙う。5日、泡瀬漁港からこずえ丸でテスト釣りに参加した読谷中2年の比嘉まどかさん、小6の奨君、お父さんはガチュンにミーバイ、オジサン、イジュキンなど釣っていた。
 《快速15分泡瀬一文字渡しスタート》冬場午前6時、7時出航、迎えは午後5時、6時。1人1300円。いずれも3人から出航、乗り場は泡瀬漁港(こずえ丸)予約チケット販売はマンモス泡瀬店098(934)2320

◎慶良間、紺瀬の荒磯釣り。11日、琉球磯者会の仲村直さんら3人は3カ所に分かれてサオを出す。3番に入った仲村さん、27・5キロのガーラに続いて大きなカマスが回遊するが、ワイヤ仕掛けに食い付かずハリスを替えると24キロのカマスがヒットした。他の磯に渡ったメンバーも2、3度大きなアタリをバラしたという。〈仕掛け〉ガーラ がまくえ100号、リールペン12/0、道糸シーハンター100号、ハリス磯ハンター80号4つあみ、ハリがまくえ50号、餌はヒレーカーを三枚に下ろした切り身。板バネ2点張り。水深15メートル。カマス仕掛け リョービ奄クエ120号(折られた)、リールペン9/0、道糸ハリスシーハンター80号、ハリがまくえ50号、餌はイスズミ1匹掛け。水深2メートル。
(シーランド南風原)

◎糸満パヤオジギング、食わせでマグロ好調。12日、与根漁港から大将丸で出た那覇市の西村幸司さん、ジギングでメバチマグロをゲット。現在パヤオでスルルのエサのフカセでも10キロクラスのキハダ20匹近く釣れる日もあり好調(大城船長談)。
(マンモス小禄)

◎屋我地イカダで75センチのコロダイを釣った喜名哲夫さん。8日、50センチオーバーのチヌを狙って初めてのイカダ釣り、だが午前中は全くアタリなし、午後ハリがロープに掛ったように重く動かない、しばらくして急に魚が走り出し、驚いた。この日のイカダは4、5人ぐらいがサオを出していたが大物はこの特大の1匹だった。
(マンモス糸満)

☆お知らせ
車いすで釣りを楽しむグループをつくろうと思います。関心のある方はご連絡ください。

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)手ぶらでOK家族で釣り体験、泡瀬漁港こずえ丸
(2)お姉さんが釣り、お父さんが手伝う親子フィッシング(読谷村の比嘉ファミリー)
(3)この日の釣果、ガチュンにイジュキン、オジサンなどいろいろ釣れた
(4)紺瀬の荒磯で122センチ、27・5キロのガーラと158センチ、24キロのカマサー、仲村さん
(5)パヤオでメバチマグロを釣った西村さん
(6)初のイカダ釣りでコロダイを釣った喜名さん