【中国時報】メッセージボトル拾い小学生と対面 渡嘉敷島から流した1本


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 花蓮の海岸で、昨年末沖縄から流されたメッセージボトルを拾った李訓旺さんが10日、日本を訪れ、メッセージを書いた神奈川県の小学生と対面した。小学校では琉球舞踊や歌で、李さんの来訪を歓迎をした。
 拾われたメッセージボトルは、神奈川県藤沢市にある八松小学校の生徒たちが昨年12月25日、渡嘉敷島から流した17本のうちの一本。台北在住でレスキュー隊員の李さんが2月1日、花蓮の海岸を散歩中に偶然ボトルを拾い、中に入れられた日本語のメッセージ39通に気付いた。
 八松小学校の生徒たちは李さんに「台湾ってどんなところですか」など次々と質問。最後に、覚えたての中国語で「謝謝、再見」とあいさつした。メッセージボトルの放流は「黒潮物語・元気な子の会」が行っているもので、ボトルが海外で見つかったのは、今回が初めて。