【中国時報】基隆港に大型客船が次々来航


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 基隆港では今月に入り、海外の大型客船が次々と来航し、スタークルーズの撤退以来、久々の活気が戻っている。3月から11月にかけて、10隻が寄港する予定で、約2万人の来訪が見込まれている。
 3月に来航したのは、クイーン・エリザベス、ノルディック・エンブレス、デルフィン・ルネサンスの3隻。下旬には、日本のパシフィックプリンセスなど3隻が寄港する予定で、10月から11月には、2700人搭乗の世界的豪華客船サファイア・プリンセスも3回寄港する。

 これまでに寄港した3隻の乗客のほとんどが、日本の社員旅行客で、約半数が観光を希望。港には朝から、客待ちのタクシーの列が出現。故宮博物院、台北101などを観光する、50ドルから80ドルのツアーも用意されており、1人当たりの消費総額は、2000ドルから3000ドルに上っている。