【中国時報】台湾で曾祖父と対面 中国共産党幹部


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 甘粛省慶陽市の共産党員で、数々の要職にある賀挙峰さん(43)は3月22日、台北市で母方の曾祖父である胡経麟さん(82)と初の対面を果たした。賀さんは中国から持参した故郷の手土産を手渡した。

 来台直前、母親から曾祖父が台湾に居ることを知らされた賀さんは、曾祖父を訪ねて行くことを決意。22日、ツアーが高雄市に到着した後、宿を抜け出し、一人台北に向かった。
 翌朝、賀さんがいなくなっていることに気付いたガイドが警察に通報。警察は賀さんが話していた曾祖父に会いに行ったとみて、捜査員を台北に派遣。曾祖父の家にいる賀さんを発見した。
 賀さんは「迷惑をかけるつもりはなかった」と陳謝した後、「門の前でずいぶん迷ったが、会えてよかった」と喜びを語った。賀さんはその後、予定の日程を終え、24日、帰国した。