【中国時報】「苦痛指数」は台北市が最悪 マイホームの取得


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 「国土計画および不動産情報センター」が先ごろ発表した最新の報告によると、マイホームを取得するための負担を数値で表す「苦痛指数」では、台北市が8・9で、最も悪いことが分かった。最も軽い台中県でも6・1。理想的な数値とされる5には、まだまだ遠く、「苦痛」は大きいことが分かった。
 「苦痛指数」とは、不動産価格を年収で割った数値で、数値が高いほど、不動産取得のための負担が大きい。台湾で最も負担が軽かったのは、台中県の6・1。約6年間飲まず食わずなら、住宅が取得できるということになる。
 他国では、アメリカが4で低く、台湾と所得水準が近い韓国も、5と低め。台湾の不動産業界では、近年の豪邸ブームが全体の不動産価格を押し上げているのが原因ではないかとみており、苦痛指数上昇の詳しい原因解明が待たれている。