【中国時報】世界最大級のメーカー誕生 液晶パネルで友達光電


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 液晶パネル売上高で台湾首位の友達光電(AUO)は7日、広輝電子を今年10月に吸収合併すると発表した。合併時点でのパネルの世界シェアは、19%。トップを走る韓国のサムスンやLGに迫る規模となる。今後世界トップシェアを目指していく。

 両社の株の交換比率は、広輝株3・5株に対し、AUO株一株の割合。合併後、理事長には、友達光電の李焜耀理事長、副理事長には広輝電子の梁次震副理事長がそれぞれ就任する。経営責任者には、陳玄彬現AUO総経理が就任する。
 李理事長は、「韓国企業が世界のトップシェアを実現した陰には、サムスンとソニー、LGとフィリップスという、大手企業との連携がある。今回の合併は、台湾の生産・供給関係の再編でもあり、台湾大手メーカーへのパネル供給を一手に引き受け、シェアを拡大していきたい」としている。