【中国時報】塩の価格差40倍 最高級は「琉球の塩」


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 消費者基金会は先ごろ、市場で販売されている食塩に関する調査を行い、種類が非常に増え、価格差も40倍と多様化していることが分かった。最も高価な塩は、沖縄の海塩というふれこみの「琉球の塩」だった。
 調査によると、食塩1パック当たりの価格では、精製塩の13元(約48円)が最も安く、「琉球の塩」の225元(約820円)が最高値。100グラム当たりでは、1・3元(約5円)から51・6元(約188円)と、価格差は約40倍にも上っている。

 種類は、従来の精製塩のほか、低ナトリウム塩、海塩、岩塩、竹塩などと多様化している。心配された重金属を含む工業塩は、発見されなかった。
 同会では、台湾人が1日に摂取する塩分量は約10グラムで、WHOが提唱する量の約倍と多い。塩は価格で選ぶのではなく、品質の良いものを少量取るように呼び掛けている。