GW前半はガーラ、タマン


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 ヤンバルの山々に白いイジュの花が咲き乱れるゴールデンウイークから、海の魚は1週ごとに急ピッチで釣れだすようになる。海のレジャーは天候と潮が決め手。前半の29―30日は大潮でビーチからの夜釣りでガーラやタマン、ヤマトビ釣り。パヤオのマグロ釣りや潮干狩りに適した潮。後半の3日から7日は小潮で昼のウキ釣りやカゴ釣り、サヨリ釣り。船のグルクン釣りに最高の潮である。

『レジャーは安全第一、万一に備えてこれだけは覚えておこう』
【110番は警察】交通事故やその他事件。
【119番は消防署】ビーチなどでのけがで救急車を呼ぶ場合、その他火事など。
【118番は海上保安庁】海上や海岸での救急や事故や事件など。
【177番は天気予報】
 ※緊急時には慌てず落ち着いて正確に位置を連絡する。

☆釣り船状況☆
 ○手ぶらでOKグルクン釣り半日コース、マンモス丸・宮里船長談。クジラがいなくなり期待しているが、23日現在、日によってよく釣れたり釣れなかったり、食いの悪い日はサビキに餌を付ける。GW後半には例年入れ食いするので期待できる(問い合わせ090・4581・3548)
 ○伊是名沖、船からのアーラミーバイ釣り。那覇市のチーム一族の吉田寛、新城進さんら7人は8日、運天港から第一大盛丸で大物釣り、午前中2度の大きなアタリは食い込みが悪くバラし3度目は根に潜られたが午後17キロのアーラミーバイにヤキータマンなどを釣った。5月7日は再度30キロオーバーの大物に挑戦するようだ。(マンモス小禄)

『各地の釣果』
 ○快適那覇一文字(南)、夜釣りで72センチと66センチタマン、19日、国吉真昭、奥浜浩さんは夜釣りの打ち込み釣りで一人3本ずつサオを出した。仕掛けは道糸12号、ハリス16号の捨てオモリ式、足元と30メートル先に投げ分けた。(丸沖つりぐ)
 ○ハリス1・5号のフカセで50センチのイラブチャー、18日、山城友之さん、那覇一文字新堤での釣果。この日は食いが悪くこれ1匹のみ、例年5月に入ると急上昇する。(マンモス小禄)
 ○釣り歴20年、千葉県出身の石井和博さん、沖縄での初物47・7センチのチヌを釣る。沖縄に来て1年たつが忙しくて釣りができなかったが、中城湾夢咲公園でサオを出し大型チヌを釣り上げた。
 ○イカ速報、23日1・32キロ石川漁港。23日2・25キロ恩納村ルネサンス。24日1・1キロ恩納村サンマリーナ。

☆初心者釣り教室、参加者募集☆
日時 5月13日(土)午前9時から正午釣り講座。14日(日)午前7時半から午後2時、泡瀬一文字で実技(釣り)。参加費1500円(仕掛け代、保険料)船渡しは別途1000円、講師=城一人。申し込み5月2日から先着20人(県立玉城少年自然の家098・948・1513)
 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)伊是名沖で17キロのアーラミーバイを釣った吉田寛さん
(2)大盛丸でヤキータマンを釣った新城進さん
(3)那覇一文字で大型タマンを釣った奥浜浩(左)、国吉真昭さん
(4)ハリス1・5号のフカセで50センチのゲンナーイラブチャーを釣った魚楽会の山城友之さん
(5)沖縄に来て初めてチヌを釣り大感激の石井和博さん