【中国時報】女性の消費力3割増 カード会社今後10年分析


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 マスターカード社は先ごろ、アジア女性の消費傾向に関する調査を行い、台湾人女性は今後10年間で消費力が3割成長し、自由に使える資金も増えるとする分析を発表した。傾向としては、スパや個人旅行の人気が高まると予想している。
 同社アジア太平洋本部の王月魂主席によると、2004年の統計で、台湾人男性ビジネスマンの約102万人が、中国大陸に移住。国内企業で女性が管理職となるチャンスが増えている。これにより女性の平均収入も増えるとみられ、2014年の女性の消費総額は1117億ドル(約12兆7000億円)になると予想している。
 社会的進出度などを測る「進歩指数」では、台湾人女性はアジア13カ国で9位と高くはないが、自己評価や自信の高さではトップ。教育レベルや就労率も高いことも、今後の消費力向上にプラスになるとみられている。