【中国時報】新交通システム満足79% 滞在外国人アンケート


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 台北市政府は先ごろ、同市の外国居住環境に関するアンケート調査を行い、交通機関では新交通システム(MRT)の満足度が79%で最も高く、タクシーが26・3%で最も低いことが分かった。同市が外国人を対象に、このようなアンケートを行うのは今回が初めて。
 今回の調査は、同市に短期滞在する外国人と同市に居住する外国人各300人を対象として行われた。国籍では、日本、韓国、シンガポールなどのアジア圏が多く、アメリカなど英語圏がそれに次いでいる。
 観光やショッピング、医療サービスなどに関しては、博物館や史跡の満足度は比較的高かったが、医療機関や警察での対応に対する満足度はいずれも5割以下と低い。特に観光夜市での英語対応能力では、「満足」と答えた回答者が2割以下と非常に低かった。“国際ショッピング都市”を目指す台北市だが、課題はまだ多いようだ。