【中国時報】使い捨て食器の全面使用禁止へ 公的機関で7月から


社会
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 環境保護署は1日、使い捨て食器の使用規制の実施に関する草案を公布し、7月から政府機関や軍など公的機関での使い捨て食器の使用を全面的に禁止すると発表した。学校では、私立学校を含め、9月から使用を禁止する。
 使用が禁止されるのは、わん、皿、弁当箱、はしなどのほか、使い捨てのナイフやフォーク、スプーンも含まれており、コーヒーのかくはん用スティックも使うことができなくなる。ただし、災害の被災地や伝染病の感染地域には適用されない。
 企業の中には、“洗浄産業”の需要拡大を見越して事業化し、食器一つの洗浄を三元(約11円)で受託。1日に8万個から10万個の洗浄を請け負う企業も出てきている。今後使用規制開始に伴い、ナイトマーケットの屋台などの需要も見込まれ、“洗浄業界”は拡大するとみられている。