9月24日、銘苅春茂さんは釣り仲間と伊是名仲田港からまえだ丸(前田一史船長)で船釣りに出掛けた。午前中は水深100メートル前後でウメイロを狙い、午後からは同40メートルで流し釣りを楽しむというマルチフィッシングだ。
いずれのポイントも港から10分ないし15分と驚くほど近く、容易に2魚種を狙うことが可能となる。
まずは水深90メートルでウメイロ釣りを開始した。サビキ仕掛けを下ろすと1|2キロの良型が次々にヒットし、たちまち大型クーラーの7割も釣れてしまった。
流し釣りのポイントは仲田港の入り口近くだ。胴突き仕掛けにキビナゴを刺し、仕掛けを下ろすとすぐにアタリがくる。底をトレースするように仕掛けを送り込むと、ムルーやナガジューミーバイなどの中小型魚が次々にヒットした。
時どき大型のジキランカーハジャーやガーラなどが竿(さお)を強く締め込んだ。流し釣りで釣れる魚はどれもおいしい魚ばかりだ。そして銘苅さんの竿にも強いアタリがきた。引きを堪能しながらリールを巻き上げると2キロほどの本命シルイユーであった。たちまち大型クーラーは満杯となった。(取材・仲栄真修)
【各地の釣果】
◎多魚種活性の与根漁港
この時期、与根漁港ではキスやサヨリといった手軽な釣りからイカやルアー釣りなど何でも楽しめる。9月26日は根ごとミーバイを引っこ抜く怪力自慢の金城銀次さんがめいの徳元美優ちゃんと新港でウキ釣り。美優ちゃんは40センチのカーエーやチヌなどに大喜び。
◎渡嘉敷島地磯でガーラ
9月22日、渡嘉敷島の野崎に渡った伊芸淳さんは、磯の最強タックル「がまくえインパルス100」を2本出し、中骨を抜いた半身のダツを掛けた。22時には110センチ、23・2キロが、翌朝5時半には129センチ、31・3キロの大ガーラが強襲。板バネでしのぎ、浮かせることができた。
◎夢咲公園カライワシ
9月26日、仲田尚基さんは娘の京佳ちゃんを喜ばせようと魚釣りに出掛け、夢咲公園前の海岸でサンマを餌に一本投げ込んだ。ヒットしたのは1メートルを超えるカライワシで、その激烈な引きにお父さんは夢中。「親の私が楽しんでしまった」とか。
◎南大東島、釣場清掃報告
20日、南大東島では『第3回南大東島の釣場をきれいにしよう大作戦』が行われ、海軍棒プールの漂流ゴミなどを収集した。本島から参加した上門正弥さんは「きれいだろうと訪れる観光客のイメージ以上に美しい島をアピールできるよう活動を続けたい」と話した。
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(新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)
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