【中国時報】阿里山観光に大陸客が急増 地元、好景気に沸く


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 台湾を代表する観光地である阿里山で、今年10月から中国大陸からの観光客が急増し、1日平均千人が訪れている。今年7月に中国大陸からの観光旅行が全面解禁になってから、客足の伸びの悪さが懸念されていたが、10月に入って約3倍に急成長。地元のホテル、レストラン、お土産店などの観光関連業界は、好景気に沸いている。

 7月の解禁から9月まで、同地を訪れた中国人観光客は1日平均300人程度。しかし、10月初旬の中国の大型連休から、客足は急激に伸び始め、地元の土産店店主によると、多い時には1日に50台の観光バスが横付けされている。
 一方、同じく代表的な観光地である日月潭は、3割増程度の成長にとどまっているが、昨年まで、中国人観光客の約8割が同地を訪れており、今後の成長が期待できると、地元はみている。