【中国時報】本格的懐石弁当 コンビニで好評


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 台湾のセブン・イレブンは先ごろ、和風本格懐石弁当を発売し、好評を博している。この弁当をプロデュースしたのは台湾の日本料理界の重鎮・太田嘉章さん。75元(約250円)で販売しているが、太田さんは1000円近い弁当に相当する出来だと自信を示している。

 発売されたのは赤ワイン風味の和風ハンバーグ弁当、黒酢風味の鶏の甘酢弁当、しょうが焼き弁当の3種類。上におかず、下にご飯の2段重ねで、米は台南11号を使用している。
 入っているおかずの彩りもよく、コンビニ弁当がちょっとした工夫で大きく変わった。
 太田さんは、懐石弁当のポイントを「台湾の弁当は、おかずの味のバランスや彩りなどへの配慮に欠けている上、おかずをご飯の上に直接載せるため、味が混ざってしまっている。冷めてもおいしく、目に楽しい和風の弁当を楽しんでほしい」と語った。