【中国時報】中国留学の米人 10年余で9倍に


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 ニューヨークタイムズが先ごろ引用したキリスト教人権団体の発表によると、現在、中国に留学している米国人は1万1000人余。1995年の1396人から約9倍に激増していることが分かった。米国内での中国語熱も高く、大学では中国語のセミナー増設が相次いでいる。

 昨年、中国に留学した米留学生は一昨年に比べ25%増。中国は5番目に人気のある留学先となっている。留学目的は、従来の語学習得や歴史専攻なども多いが、政治経済や中国医学など、多様化の傾向もある。
 カリフォルニア大学バークレー校でも、中国語の授業は定員の3倍の学生が履修を希望している。
 他校でも多様化する学生のニーズに応えるため、中国の大学と提携し、中国でビジネスや文化を学ぶ集中講義形式のセミナーを開催するなどして対応している。