【中国時報】全世帯対象金券支給へ 政府が景気刺激策


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 台湾政府は19日、景気刺激策として、全世帯に一人当たり3600元分の金券を支給することを決定した。500元券6枚と200元券3枚の8枚つづりで、支給対象は今年11月30日の午前零時に出生した新生児までとなっている。
 金券の使用期限は、来年の9月30日。駐車料金や電気料金の支払いのほか、すべての商店で使用できる。台湾全土には、公営市場内の店舗6万軒を含む、営業許可証の申請が不要な小規模店舗や屋台が33万軒あるが、これらの店舗などでも使用可能だ。
 政府が金券を発行するのはこれが初めて。中央印製廠は、来年の旧正月に間に合うよう、職員を総動員して印刷に当たる方針。偽造対策として、比較偽造が困難な凹版印刷を採用する。中央銀行も1月10日までに印刷を完了させる予定にしている。