【中国時報】中国の飲食店、台湾で絶不調


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 近年、中国大陸の有名店や老舗レストランの台湾進出が続いているが、出店して3年足らずのモンゴル風激辛鍋の専門店「小肥羊」が辛くも経営を維持している以外は、1年から5年で撤退するという厳しい現状に直面している。

 これまで台湾出店を試みたのは、四川風鍋料理の専門店「譚魚頭」、東北料理の専門店「大清花」、肉まんで有名な天津の老舗「狗不理包子」など。いずれも中国国内では各地に多くの店舗を展開し、人気を博している。
 台湾の飲食関係者によると、中国大陸の料理は、台湾の料理に比べ脂っこく、盛り付けなどの配慮に欠けるなど、台湾人には抵抗がある部分が少なくない。中国国内の店舗では使っていない輸入品の肉を使用するなど、本店より味が落ちる例もあると指摘している。