【中国時報】カレンダーに多くの間違い 外交部作成、すべて回収


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 旧正月を前に、台湾外交部(外務省に相当)が作成したカレンダーに、10月1日の中華人民共和国の建国記念日である国慶節を祭日と赤字で表示する一方、台湾の双十国慶の10月10日は、平日として黒字で表示するなど、多くの間違いが見つかり、すべてを回収する騒ぎになっている。

 このほかにも台湾では週休2日制のため、休日となっている土曜をすべて中国同様平日と黒い文字で表記。本来台湾では祭日ではない12月26日を赤字で表記していたが、この日は毛沢東の生誕記念日だった。外交部は「単純なミス」としているが、野党民進党は国会で、「馬総統が就任して以来、政府が作ったカレンダーにはミスが続出している」と強く批判。行政院長(首相)に説明を求めると同時に、監察院に対し、関係官僚の処分を要求している。