【中国時報】中国からの観光客旧正月の期間急増 1万3000人余に


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 交通部(国交省)観光局が22日に発表したところによると、24日から2月1日の旧正月期間に、中国から台湾を訪れる観光客は1万3000人余り。この9日間で、少なくとも8億5000万元(約23億円)の観光収入が見込まれる。

 同期間の1日平均来台者数は、1350人。元旦となった1月26日は、3049人で、初の3000人の大台を突破した。続く27、28の両日も2000人を超えている。旧正月期間中は、本来、観光のトップシーズンでもあり、阿里山など国内の主要観光地の宿泊施設は、すべて満室状態となっている。
 同局によると、昨年の中国との直航チャーター便就航で、中国からの観光客が徐々に伸びて来ていたのに加え、先ごろ中国政府が12の省や市の台湾観光を解禁したことで客足の伸びに弾みがついた。3月以降はさらなる成長が見込まれるとしている。