【中国時報】台湾版「歌舞伎町」に 台中市、娯楽専用地区条例案へ着手


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 台中市は、同市の中区を台湾初の「娯楽専用地区」にするため、条例の草案作成に着手している。同市議会の張宏年議長は、「中区を東京の歌舞伎町のような、特色ある歓楽街にしたい」と語った。
 同市関係者によると、市の条例では飲食店や風俗関係店は、住宅地から50メートル、病院や学校から300メートル以上距離を置く規定だが、「娯楽専用区」に指定されれば、その規制対象から除外される。
 張議長は、居酒屋が集まる居酒屋通り、カラオケ店が集まるカラオケ通りなど、特色ある街づくりを目指しており、観光バスが駐車できるスペースを設置するなどして多くの観光客も呼び込み、景気の刺激策としたいとしている。
 同市の胡志強市長も、娯楽地区の設置は、一度頓挫した経緯があるが、今回は実現に向け、積極的に作業を進めたいとコメントしている。