【中国時報】ペット宅配便、売り上げ好調 次々に参入者


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 不景気で、やむなく起業を試みる被解雇労働者が増える中、順調に業績を伸ばし、次々に参入者が出ている中小企業がある。その1つが、ペットの宅配サービスだ。

 昨年、台北で「クロイヌ・ペット宅急便」を立ち上げた小吉媽さんは、元貿易会社に勤務。引っ越しや旅行の際、ペットを同伴するにせよ、人に預けるにせよ手間がかかることに目を付け、ペットを目的地まで「宅配」するサービスを開始した。1日で台湾を1、2周することもあるほどの繁盛ぶりだ。
 この4カ月で取り扱ったペットは100匹以上。猫や犬のほか、150キロもあるブタを運んだこともある。小吉媽さんは「ペットの扱いは簡単ではないが、店舗の必要もなく、運搬も自家用車で十分」と参入の手軽さを語る。既に投資した資金も回収し、順調に固定客を増やしている。