【中国時報】「二つ星」獲得のすし店が台湾進出 今月中旬、開店


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 昨年、「ミシュランガイド東京」で二つ星を獲得した「初音鮨」が、台北に支店を出店する。開店は、今月中旬の予定で、一人当たりの平均消費額は、1万円以上の予定だ。台湾では初のミシュランの星獲得店の出店に、注目が集まっている。

 同店の台北支店を出店するのは、薬膳火鍋チェーン「天香回味鍋」のオーナー・林振龍さん。開店第1弾の売り物として、日本直輸入のトラフグを使った、最高級の本格フグ料理を打ち出すことにしている。
 台北支店で包丁を振るうのは、55年のベテラン調理師の三宅重夫さんとすし職人として26年のキャリアを持つ鈴木盛彦さん。東京の本店は、1872年創業で、137年の歴史を持つ老舗。梅酢や塩などで仕事をした江戸前ずしを得意とし、台北店では本店と同じメニューで勝負するとしている。