【中国時報】中国から1600人 クルーズ観光客来台


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 豪華クルーズ船に乗った中国の超大型観光ツアーが17日、基隆港に到着した。総勢は1600人と、過去最大規模だ。一行は北部を皮切りに東部、西部と台湾を一周する予定で、各地では、地元を挙げて歓迎セレモニーを開催。特設の土産売り場を開設するなど、歓迎ムードが高まっている。

 18日に入港した花蓮港では、県内22社が埠頭(ふとう)に土産店街を開設。わずか1時間で、122万元(約350万円)を売り上げた。大理石の産地でもある花蓮だけに、売り上げの半分は石製品。郵便局も出店し、蒋介石親子の記念切手に人気が集まった。
 同ツアーはアムウェイ中国社の招待旅行で、いずれも、年間売り上げ100万人民元(約1400万円)以上のトップセールスマン。今年は1万2000人が台湾に招待されることになっており、6億元(約18億円)が台湾で消費されるとみられている。