【中国時報】中国出身から台湾出身に 日本が改正出入国法案


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 日本政府は先ごろ、国会に「出入国管理法」の改正案を提出した。この改正案では3年後から、台湾出身者の国籍欄を、これまでの「中国」から「台湾」に改めることが含まれており、日本在住の台湾系華僑などの期待が高まっている。

 新法案では2012年、現行の「外国人登録証」を廃止。「在留カード」を3カ月以上日本に滞在する外国人に発行するというもの。カードには、本人の氏名、生年月日、性別、国籍、在留資格、在留期間などが記載される。
 これまで、台湾出身者の国籍が「中国」と記載されていたことから、台湾系華僑や留学生から不満の声が上がっていた。今後、中国の反発も予想されるため、日本国内の「日本李登輝友の会」など親台団体は、署名活動を行うなどして、法案の早期成立に向けて運動を展開することにしている。