【中国時報】4年ぶり出口完成へ? 鉄道局建設の横断地下道


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 台北県板橋市の線路の地下に、鉄道局が4年前に建設した横断地下道に今年6月、「出口」ができることになった。横断地下道の完成予定から、実に4年ぶりの“開通”。沿線住民は「これで遠回りをしてよくなった」と胸をなでおろしている。

 この横断地下道は、2002年に完工するはずだったが、完成間近になって、担当者が出口を車道上に造ってしまっていることを発見。設計変更を試みたが、近辺がすべて私有地などで交渉がつかず、出口がないまま放置されていた。
 近隣の住民からは、工事が中断し生活に不便を強いられていることや、トンネル状態となっている横断歩道が浮浪者のたまり場になっていることなど、苦情が噴出。鉄道局の対応に業を煮やした市が、特別に資金を提供して土地を購入し、出口建設に至ったもの。ただし、こう配が急になったため、バイクは通行できなくなった。