【中国時報】台南マンゴー豊作 日本向けの出荷始まる


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台南産マンゴーが5月26日、日本向けの出荷を始めた。第1便は約5トン。日本から派遣された検疫官による検査を通過したもので、6月から本格的な出荷が始まる。
 台南県特産である「愛文マンゴー」は、6月が最盛期。マンゴー産地の左鎮だけでも、すでに日本から1000トンの注文が入っている。同地では、台風などによる被害さえなければ、これまでにない豊作が望めるとしており、売り上げ拡大への期待が高まっている。
 左鎮の農業関係者によると、昨年も日本から500トンの注文が入っていたが、台風で出荷は100トンにとどまった。しかし、出荷は少なかったものの、日本での評価は高く、今年の大幅な受注増加につながったとしている。
 マンゴー産地の玉井、南下、左鎮などでは、今年は既に台風被害が出ているが、出荷に大きな影響は出ない模様だ。