【中国時報】安里副知事が花蓮市長と会談 シーレーン開設協力へ


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 県の安里カツ子副知事が先ごろ、台湾の花蓮県を訪れ、花蓮市の蔡啓塔市長と会談した。安里副知事は、豪華クルーズ船「飛鳥II」で来訪。沖縄と花蓮間のシーレーン開設計画について積極的な意見交換を行った。

 安里副知事は、「沖縄県はクルーズ船による観光を積極的に誘致しており、港湾整備などに力を入れている」と強調。
 今回クルーズ船で来訪したことについても船旅の長所や問題点、通関作業の現状など体験し、今後の参考にしたい、と重視の姿勢を見せた。
 蔡市長は、同市と沖縄を結ぶシーレーンは国際航路であり法的にクリアするべき問題も多いが、アジア観光圏の開拓には不可欠のものだと同意。沖縄とアジアを結ぶ中継港としての役割を果たしていきたいと述べ、今後の協力に意欲を示した。