【中国時報】台湾60大学が中国で説明会


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 台湾大学など台湾の60大学は8日、初めて中国本土で大学説明会を開催した。近い将来、中国からの学生募集が解禁になることを見越し、下見を兼ねたもの。出展校数は、台湾の大学総数の3割以上。各大学とも、中国からの学生誘致に強い意欲を示した。

 台湾の大陸委員会(省庁クラス)関係者は、今国会の会期中、中国の学位承認に関する修正案が成立すれば、中国からの学生募集を解禁する方向でさらなる法案の修正を進める方針で、今回の説明会は「将来に向けての指標となった」と述べている。
 説明会は、今年13回目を数える厦門の「海峡両岸機械電子商品および対台湾輸出入商品交易会」に合わせて開催された。討論会も開かれ、中台の大学間の提携強化や、大学の協力による人材育成などについて合意が得られた。