【中国時報】中国からの観光客急増 大増員で対応


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 中国からの観光客が急増し、入境申請の処理が追いつかなくなったため、ツアー客が空港で引き返すという事態が発生。台湾の移民署では、3月に行った130人規模の大増員に続き、短期雇用も含め、さらに17人を増員し、1日の受理件数も3000件から7200件に増やして、対応に当たることになった。

 現在の規定では、1日の許可定員は3000人。しかし、今月に入り、申請が午前中だけで5000件と急増。今年1月から3月までに使いきれていなかった15万人分の入境定員を利用するという形で、1日7200人の受け入れを許可することとなった。
 作業は4月16日から始まっており、5月1日まで継続。今後、定員の引き上げのための協定改正が急務だと台湾政府では判断しており、中台の窓口となっている民間団体を通じて、中国政府と交渉を進めていくことにしている。