【中国時報】直行便就航調印週に270便へ 中国・台湾間


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 中台双方は4月26日、定期直行便の就航に同意する「海峡両岸航空補充協議」に調印した。これにより、チャーター定期便を含め、週270便が中台間を往復することになる。また、中国中南部への便は、航路の見直しによりコストが軽減されるため、料金値下げも期待されている。

 定期便が就航するのは、現在チャーター直行便が就航している、北京、上海(浦東国際空港)、広州、厦門など21の空港と、合肥、ハルピン、南昌など新たに加えられた6空港。上海(浦東)、広州と台北(桃園空港)、高雄空港間には、定期貨物便も就航する。
 中国中南部へはこれまで、香港上空を通過していたため、13万円前後の料金が課せられていた。新ルートは、台湾海峡の軍事的飛行禁止区域をう回するため、時間的には5分ほどの短縮だが、コストは軽減される。