【中国時報】理想の相手は公務員 不況で女性の結婚観変化


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 これまで女性にとって理想の結婚相手といえば、医師、律師(弁護士)、工程師(エンジニア)の「三師」と言われてきたが、世界的な不況の影響もあり、安定した収入と手厚い福利厚生が保障される公務員の人気が急上昇している。

 1万人の会員を擁する「佳縁推広協会」によると、不況でエンジニアの解雇が続く中、IT貴族と呼ばれたエンジニアの人気は大幅ダウン。収入があるOLには、高収入の医師や弁護士より、相性を重視する傾向がある一方、両親から公務員との結婚を勧められる女性が増えている。
 人材派遣会社によると、60%の未婚女性が月収4万2000元(約12万円)で、マイホームを所有し、90万元(約260万円)以上の可処分所得を持っている男性との結婚を希望。9割以上の女性が、「借金がない」などを結婚の条件としている。