【中国時報】宿舎の門限と性差別に抗議 8大学の同性愛者団体


社会
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 台湾大学、成功大学、政治大学など八大学の学生同性愛者団体は二日、共同声明を発表し、学内の学生宿舎の門限撤廃と男子学生の女子寮への出入り規制緩和を要求した。台湾師範大学では、他の学生や父母の意向を確認した上で、検討していきたいと回答した。

 団体のメンバーは、「男性同性愛者には、女性の友人も少なくないが、男性であるというだけで、女子寮への出入りを制限するのは、一種の性差別だ」と抗議。一部の大学には、女子寮に入る男子学生に、非常に目立つ色のベスト着用を義務付けているところもあり、「犯罪者のベスト」と批判している。
 同団体では、大学生は自己管理ができる大人であり、ベストや認識証などの着用を義務付ける規定は、行き過ぎた管理だと指摘。男子学生が女子寮に入る際に、名前などを登録するだけで十分だと主張している。