【中国時報】タバコ吸い殻ポイ捨て激増 煙害防止法施行で問題に


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 今年1月「煙害防止法」が施行され、室内での喫煙が大きく制限されたため、屋外での喫煙者が増え、タバコのポイ捨てが激増、環境問題となっている。環境署(環境省)では、喫煙者に携帯灰皿の携帯を義務付けるなど、法的措置の検討を進めている。

 同署によると、1年間にポイ捨てされている吸い殻は、100億本以上。携帯灰皿の義務付けが有効だと考えられているが、「廃棄物清理法」など関連法の修正が必要となる。タバコ会社に販売の際、携帯灰皿の無料配布を義務付けることも検討されているが、同様に法的問題が残されている。
 台湾では今年1月から「煙害防治法」を施行。公共施設内と3人以上が集まる事業所内での喫煙を禁止。違反者には、2000元(約6000円)以上、1万元(約3万円)以下の罰金が課せられる。