【中国時報】胃がん手術執刀 郭医師に感謝/王貞治氏が訪台


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 王貞治元福岡ソフトバンクホークス監督は21日、台風襲来で予定変更が危惧(きぐ)される中、予定通り台南市郭綜合医院の郭宗明医師を訪問し、感謝の意を表すとともに、近況報告をした。郭医師は3年前、王元監督の胃がん手術のため訪日。執刀した。

 王元監督は、「以前よりも食べる量はずいぶん少なくなったが、体調は非常にいい。今でも野球のことばかり考えている」と近況を報告。病院訪問の後、郭医師の自宅を訪問し、郭医師の両親や実兄らと、手作りの台南料理に舌鼓を打った。
 今回の訪台は、郭医師への感謝の意を表すことが主な目的だが、王元監督は台湾の野球界にも強い関心を持っており、野球関係者との意見交換も希望している。「必要であれば、今後アドバイスしていきたい」「野球を世界に広めていきたい」などと、野球への情熱を語った。